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ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代のレビュー

オリジナルを生みだしたいと思う人や、すでにオリジナルな考えをもっているが認めてもらう方法がわからない人に読んでもらいたい本です。

人とは違うオリジナルな意見が言えたり、オリジナルな商品を生みだしたりできる人って憧れますよね。

では、どうすればオリジナルは生まれてくるのでしょう?

この本は、オリジナルが生まれてから世に認められるまでの過程を、網羅的におさめています。

今回は本書のなかでも、「オリジナルはどんな人から生まれてくるのか?」に焦点をしぼって紹介します。

では、本編スタート

オリジナルはどんな人から生まれてくるのか?

リスクを減らす

「起業して成功したい人は、いまの仕事をやめて会社の立ち上げに専念するべきだ」。
こんな考えかたをもっていませんか?

本書では、”本業を続けた起業家は、やめた起業家よりも失敗の確立が33%低かった” といいます。

起業した会社を成功に導くには、リスクをとって行動するだけではなく、リスクテーキングからリスクをとり除こうとする人のこと。

本業をやめる起業家は大胆なギャンブラーであり、そういう人が起こした会社のほうが潰れる可能性が高い。

例えばGoogleの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・プリンは、会社を立ち上げてからもしばらく学生だった。

ナイキの創業者であるフィル・ナイトは会計士としての仕事を続けながら、ランニングシューズを売っていた。

これらの事実からも、成功する起業家は起業というリスクを背負いながらも、一方では堅実な道を歩んでいたことになる。

ちょっと考えてみると、自分の勤めている会社の社長がなにも考えずにリスクのある事業投資をしていたら、「この会社やばいかも」と思ってしまうのと同じかもしれない。

つまり、リスクを最小限におさえることでより安心してオリジナルづくりに励むことができるということである。

たくさんアイディアを出す

オリジナルを生みだすには方法のひとつに、”多くのアイデアを生みだすこと” とある。

シェイクスピアは四大悲劇の『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』や『ロミオとジュリエット』で有名だ。

シェイクスピアは20年間に37の戯曲と154の短い詩を書いているという。
つまり多作なのである。

ピカソの全作品は1800以上の絵画に、1200以上の彫刻、2800以上の陶芸、12000以上のデッサンのほかにも、版画やラグ、タペストリーといった作品もあるが、有名なものの比率はわずかしかない。

本書には ”オリジナリティを発揮したいのであれば、とにかくたくさん創作すること” とあるように、たくさん創作することでアイデアが積み重なり、質を高めることができるという。

オリジナルを生みだしたい人は、まずはたくさん創作することから始めてみましょう。

先延ばしにする

「先延ばしはよくない」、こんなフレーズは子供のときから嫌になるほど聞いたことがあるはず。

だが、オリジナルを創りだす人は、やることを先延ばしにする傾向があるのだとか。

「I have a Dream」のスピーチをしたキング牧師は、スピーチの直前までなにを話そうかを決めてなかった。

スピーチについて取り組んではいたものの、いろんな人からの意見を聞きたいがために、内容を完成させることはなかったのだとか。

レオナルド・ダ・ヴィンチは『モナ・リザ』を描くのに16年、『最後の晩餐』を描くのに約15年かけている。

完成までのあいだ、ほかの作品の制作にも時間を費やしていた。

人間は達成した課題よりも未達成の課題のほうをよく覚えており、 ”戦略的に先延ばしをすることで、さまざまな可能性を試し、改良することによって少しずつ進めていく ”ことがオリジナルにつながるとのこと。

つまり、「完成を急がないことが、オリジナルを生みだすことにつながる」というわけだ。

先発優位性は嘘

マーケティングの研究者によると、”先発企業よりも後発企業のほうがうまくいく可能性が高い” とのこと。

失敗率を比べても、先発企業は47%で後発企業はわずか8%しかないという。

つまり、わたしたちが信じがちな先発優位性は嘘となる。

先発企業はリスクが多い。
売れるかどうかわからない商品を開発し、市場に問わないといけない。

対して後発企業は先発企業の状況を見ながら、商品の質を改善して世にだすことができる。

世界的に見ると、スマートフォンの占有率でAndroidがiPhoneを上回っていることから、後発企業のほうが有利に働くことがわかる。

オリジナルとは先発者であるということではなく、ほかとは異なりほかよりも優れているが大事である。

先行者になることも大事だが、後追いでも先行者にはない改良をしていくことでオリジナルはできあがるということ。

最後に

この本にはほかにも大きく以下のようなことが書かれています。

  • オリジナルを世に認めてもらう方法
  • オリジナルを生みだす組織とは?

オリジナルを生みだしたいと思う人や、すでにオリジナルな考えをもっているが認めてもらう方法がわからない人はぜひ読んでください。

今日の人生変わった

「オリジナルとは、創りだしたものが世に認められることである」というのが自分なりに出した結論です。

自分の頭のなかにあるアイデアも、世に出さないことにはなんの価値もない。

いかにして自分のアイデアを発表し、オリジナルへと進化させるかが大事なのだと思いました。

まずは学びをブログなどでアウトプットして、頭のなかにあるものを吐き出していくことから始めます。

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Nao.
サイト訪問ありがとうございます! Nao.は大阪府在住のブロガーです。

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