
こんにちは、Nao.です。
わたしは高校生のときから今まで100冊近くの本を読んできました。
今まで出会った本の中には、なかなか読み進めることができなかった本や、内容が入ってこなかった本もたくさんあります。
この記事では、わたしが読んだビジネス書・自己啓発本の中から、読みやすさと内容の充実度を基準に選んだ5冊のみを紹介します。
「本はコスパのいい知識の仕入先」。
ぜひ、あらたな知識や価値観との出会いを楽しんでください。
ビジネス書のおすすめはたったの2冊
金持ち父さん貧乏父さん : アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
世界で3,000万部を売り上げたベストセラー書籍。
著者は日系アメリカ人のロバート・キヨサキ氏。
読む前のわたしが抱いていた「生活するためには会社で働いて、お金をかせぐしかない」という考えかたをまっこうから否定してくれた作品です。
金持ちになりたいかどうかに関わらず、お金に悩んでいる人、お金について考えたことがない人に読んでほしいです。
以下は本書から引用した一文。
金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。
この言葉の意味がわからない人はぜひ、本書とともにお金について勉強しましょう。
読書が苦手な人も、前半はストーリー仕立てになっていて、読みやすくする工夫が随所にされています。
キヨサキ氏が子供のころに出会ったという金持ち父さんの教えを、あなたも体験してみてください。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる
金持ち父さん貧乏父さんシリーズの2作目。
この本ではのちに多くのビジネス書に引用される、働きかたによる違いを以下の4つのクワドラントに分けて紹介しています。

- Employee(従業員)
- Self-Employed(自営業者)
- Business Owner(ビジネスオーナー)
- Invester(投資家)
EとS、BとIのそれぞれのクワドラントの違いを示しながら、そこで働く人たちの考えかたや、国の税制などにも言及しています。
読んだ感想は「Eで居続けるのは、実はもっとも不安定で大変なんだ」ということ。
あなたはどのクワドラントで働きたいですか?
もし自分の働きかたに違和感や不満を覚えているのであれば、どうすればクワドラントを移動することができるのか、ぜひこの本を読んでヒントを見つけてください。
自己啓発のおすすめは3冊
チーズはどこへ消えた?
世界中のトップ企業が社員研修に使っているという一冊。
ひとことで言うと「変化を恐れず変わっていくこと」の大切さを説いた本。
内容は2匹のネズミと2人の小人が、迷路の中にあるチーズを探すという物語。
あったはずのチーズがなくなったがために起こる生活の変化に、とまどいながらも対応していく様子が繊細に描かれています。
まるで絵本に出てくるようなお話で、30分ほどで読めてしまうので、読書が苦手という人にもおすすめの一冊です。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
世界で485万部を売り上げたアドラー心理学を解説した書籍。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」や「他者のために生きてはならない」などの教えが、青年と哲人の会話形式で語られていきます。
読んでみた印象としては、「生きることを楽にするための本」という感じ。
とくに「縦の関係ではなく、横の関係を築く」という言葉は、いまだに胸に響くものがあります。
他人の目ばかり気にしてしまう人や、自分に自身がない人にこそ読んでほしい一冊です。
7つの習慣 人格主義の回復
全世界で3,000万部を売り上げたキングオブ自己啓発と言われる一冊。
上記のアドラー心理学とも共通点があります。
「個人主義ではなく人格主義」、「インサイド・アウトのアプローチ」など、生きていくうえで大切な習慣について記されています。
個人的にもっとも大切だと思ったのは、第1の習慣:主体的であること。
すべての習慣のベースになる考えかたで、これを実践するだけでも日々の見えかたが変わっていくのがわかります。
読み返すたびに心が痛くなるくらいできてないことばかりですが、本書は人生のよい教科書になってくれる存在です。
7つの習慣はマンガでも読めるので、読書が苦手な人はこちらを読みましょう。
まとめ
今回は世界的にも売り上げをあげている、名著のみをピックアップしました。
売り上げがある本ということは、それだけ多くの人に共通する悩みを解決してきた証拠です。
あなたも本を読みたいときって、漠然とした悩みを抱えているときじゃないでしょうか?
そんな悩みがひとつでも解消できたらいいなと思います。
ぜひこの記事を読んだだけで満足せず、一冊だけでも手にとって読んでみてくださいね!